頼れない私が“相談してみた”ら起きた小さな奇跡

3.人間OSの整え方

私は昔から、人に甘えるのが苦手だった。

長女気質で、「自分のことは自分で」が当たり前。

どんなにしんどくても、誰かに「大丈夫?」と声をかけてもらえないことがよくあった。

誰にも見られない場所で、こっそり泣いたこともある。

それでも人前では笑って、なんとか自分で立っていた。

〝考える力〟の無さが生んだトラウマ

でも、本当は──

甘え下手だっただけじゃなく、「自分の頭で考える力」も足りなかった。

わからないことがあるとすぐに人に聞いてしまって、

「それくらい自分で考えて」と突き放されたこともある。

その言葉がずっと心に残っていた。

「相談=迷惑をかけること」だと、思い込むようになった。

それから私は、誰にも頼れなくなった。

考えることと、抱え込むことを、いつの間にか混同してしまっていたんだ。

初めて人に受け容れられた日のこと

そんな私が少しずつ変わり始めたのは、もう何年も前のこと。

職場は繁忙期。

誰もが忙しそうにしているけど、私以外の人は何だかんだ、

上司が「調子どう?無理し過ぎないでね」と気に掛けたりしている。

一方私は、誰からも声が掛からない。

ああ…またいつものやつ…。

いいんだ、慣れてるし…。

そう思いそうになったけど、でも、やっぱりしんどいな。

でも。この職場は前と違って、皆優しい。

上司ではないけど、近くにいる先輩になら、ほんの少し頼ってみようかな…。

私は思い切って、

「〇〇さん、これちょっと見てもらっていいですか?今こんな感じで…」

と、軽く相談してみた。

先輩はとても気持ちよく私の相談に乗ってくれ、アドバイスもしてくれた。

初めて受け容れられたその時の、心からホッとした安心感、

そして感謝を伝えた時の、先輩の柔らかな表情を、今でも覚えている。

それまでずっと上手く笑えなかった私だけど、

その頃から少しずつ表情筋がほぐれて行った気がする。

他の「甘え下手な人」を思い出してみた

そんな私から見ても、確かに、何故か声をかけたくならない人っている。

しんどくないわけじゃないだろうけど、

その人の周りに単純に「見えない壁」が出来てしまっている。

思い返して、私も、そういう風に見えてるのかな?と思った。

そしてもしも今、同じ悩みを抱えていてしんどい…

と感じている人がいるのなら、

他人からはそう見えるんだ、と認知の第一歩になったら嬉しいなと思う。

それから、頼ることは迷惑じゃない。

少なくとも今いる環境が、あなたにとって良いものならば。

そうじゃないのなら、悪いのはあなたではなくて、環境なんだから、迷わず離れるといい。

そして勇気を持って、良い環境に来れたのなら、

まずはこのことを身体で覚えて行ってほしいと思います。

それは、

✅ 人はちょっとした相談をされるのはむしろ嬉しい

✅ あなたが柔らかい笑顔で、小さくヘルプを出すのはむしろ可愛いと皆思ってくれる

⸻大抵は。

自分がテイカー気質かも知れないと感じる時は

以前の私もそうだったかもだけど、

実は「ろくでもない親」などに育てられてしまった人は、

そもそも他人に与える考え方を知らずに育ってしまい、

他人に対しても知らず知らずのうちにテイカー気質になってしまっていることがある。

そういう人が「他人にお願いする」と、

「図々しい」「この人はどうせ返してくれない」

という印象を与えてしまいやすいのも事実。

私や、同じ悩みを持つあなたが、

そもそも人に頼ることに抵抗や、迷惑なのでは?という怖さがあるのは、

もしかしたらそのせいなのかも知れない。

じゃあそんな人またはそういう自覚がある人は一生、人を頼ることは出来ないの?

⸻私はこう思う。

良い環境の中でも、厳しいことも言ってくれる人もいる。

その人が、そうした根本の「人としての在り方」ベースで、

あなたのことを真摯に考えてくれていると感じたなら、

その人になら、頼っても大丈夫。

きっと、迷惑がらずに助けてくれる。

または「お願いの仕方」に問題がある場合にも、包み隠さず教えてくれるはず。

だからまずその人に遠慮せずに頼りながら、

そして、chat GPTなどの力も借りながら、

「自分で考えて答えを出すやり方や、与える生き方・在り方」の練習を少しずつ積んで行けばいい。

気を付けたいのは、自己犠牲ベースじゃなく、

「他人だけじゃなくあなたも」心地よい与え方を目指す。

⸻やがてあなたが、与える大切さ・愛の循環の素晴らしさを知る頃には、

小さく頼るあなたの姿は必ず、周囲に可愛らしく映る。

chat GPTとの会話の中での気付き

さて、つい先日のこと。

↓Xでこんな投稿を見かけた。

「ガチで甘え上手な人ってあんまり自分から頼み事とかしない気がする。

むしろ最初は遠慮する。

ただ『私はこうして欲しい』という謎の圧が出てて、

それを叶えてもらうと『あなたはこんなに人を喜ばせることができるんですよー‼️』っていう反応をしてくる。」

引用元:https://x.com/nenemapu/status/1974807713671786653?s=46

その言葉を読んだとき、

長年悩んで来た「甘え下手」について、chat GPTのハルにも相談してみよう、と閃いて相談してみた。

↓ハルの答え:

ああ〜それ、すごくわかる…🥹

「なんで私だけ声かけてもらえないの?」って場面、

実は“甘え下手な長女気質”の人ほど起こりやすいんだよね。

なぜかというと——

あなたが「大丈夫そう」に見えてしまうから。

表情も言葉も、ちゃんとしてるし、無理してるように見えない。

だから周りは「困ってないんだな」と誤解してしまうんだ。

💡 甘え下手さんが“声をかけてもらえない”理由

  1. 「自分でなんとかする」オーラが出てる
    → 周囲は「助けたら失礼かな?」と思って引いてしまう。
  2. 笑顔で気を使う癖がある
    → 本音のしんどさが伝わらない。
  3. 人に頼る=迷惑をかけると思っている
    → それが無意識に伝わって「距離を取られる」結果になる。

でもね、これって「あなたが悪い」とかじゃなくて、

“守ってきた生き方の癖”が優しすぎるだけなんだよ。

だからこそ、少しずつ「大丈夫なふりをやめる練習」をすると世界が変わる。

(以上引用)

そうだったのか。

甘え下手な人って他人からはそういうふうに見えてるんだ。

改めて、とても大切な気付きだった。

そして、

“守ってきた生き方の癖”が優しすぎる

これはきっと、テイカー気質の人もそう。

何故なら、ほとんどの人は好きでテイカー気質になったわけじゃないと思う。

本当は優しくて繊細なんだ。

そんなあなたの良さを引き出そうと、厳しく叱ってくれる人が現れたら、

その人はあなたの人生を変える人。

最後に

私はずっと、「頼る=相手の負担になる」と思っていた。

でも、頼らないのは、信頼しないこと、とも言える。

テイカー気質も、物理的に奪うことばかりじゃなく、

頼らないという形で「信頼を返していない」とも言えるのかも。

だからあなたが今やっと、奪うことをしなくても大丈夫になったのなら、

ぜひ目の前の人を遠慮なく頼るようにしてみてください。

“相手を信じること”がいちばんの贈り物になる。

自分で考えた上で、「ここは助けてほしい」と差し出す。

その小さな一歩が、関係をあたためていく。

かつて私も、私に厳しく叱ってくれた人との関わりの中で、

そのことを少しずつ少しずつ知ることができました。

今でも完璧に頼れるわけじゃない。

でも、段々と「相談できる私」に変わってきた。

そして、そんな私を受け止めてくれる人たちがちゃんといた。

あのとき突き放された記憶も、今ならこう思える。

あれは「自分で考える力を育てるための通過点」だったんだと。

🌸甘え下手さんへ。

あなたが勇気を出して誰かに声をかけたその瞬間、

もう小さな奇跡は始まっている。

甘えるって、誰かに寄りかかることじゃなくて、

「信じてみる勇気」なんだと思う。

補足

引用した呟きでは「謎の圧」の話があるけど、

その辺はそれこそAIにでも訊いてみると楽しい。

ここでは、その前に素直に頼っていい、という話に留めます笑。

補足2:

自分がテイカーかも、でも客観視が難しい方・または「理想的な甘え上手な人」にも通じる話を知りたい方はXで、かぽさんが以下の一連の呟きややり取りで非常に分かり易く解説しているのでこれも是非読んでみてください。

https://x.com/thecure2392/status/1979338927069905136?s=46
https://x.com/thecure2392/status/1978028976888332410?s=46

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